令和7年6月28日(土)、東京で経和会全国総会が開催されました。これまでの学士会館の建替えに伴い、東京・出版クラブホールに会場を移し、鴨池先生、大滝先生、そしてアメリカからのオンライン参加者を含め、約120名の方々にご出席いただきました。

(会場参加者の皆さん)
会の冒頭、川端望・経済学部長/経済学科長より、国際卓越研究大学指定に伴う経済学部の取り組み等についてご説明がありました。総会では、昨年度の事業報告と今年度の事業計画、会費の見直し等が承認された後、経和会の運営を支えてくださっている新旧事務局長からのご挨拶。旧事務局長の荒井英二さんからは、コロナ禍にあっても活動を継続できたことへの感謝が、また、新事務局長の村田宣昭さんからは、収支改善などの諸課題に取り組んでいくとの抱負が述べられました。

(川端経和会会長のご挨拶)
続いて東京地区経和会の総会。三野耕司会長からは、若手や女性の参画に力を入れており、最近では平成・令和世代の参加者が昭和世代を上回るようになったこと、今後も世代・業種・地域を超えた意義ある交流の場としていきたい、とアツいメッセージをいただきました。

(三野東京地区経和会会長のご挨拶)
記念講演では、仙台で「個別教室のアップル」を展開されている畠山明さん(平成22年経済学研究科卒)より、「若い世代のやる気が続く声かけ事例『やる気のもと』」と題して、児童・生徒や講師陣の自己肯定感向上に向けた取り組みをご紹介いただきました。途中紹介された、地元を離れる高校生に父母から卒業証書を送る兵庫県豊岡市のサプライズ卒業行式の動画は目頭が熱くなりました。また、参加者同士のペアワークも大いに盛り上がりました。個人的にも、若い世代との関わり方の難しさを感じており、大変有意義な学びの機会となりました。

(講師の畠山明さん)

(講演でのペアワーク)
その後はお待ちかねの懇親会です。三野会長のお話にあった、世代や業種を超えた活発な交流が至る所で見られ、東北大卒業生らによるギターの生演奏も披露されました。

(懇親会の風景)
クライマックスは、平野泰壮さん(令和6年卒)の指揮のもと、ギター演奏に合わせて「青葉もゆるこのみちのく」の大合唱。最後は東山希一さん(令和6年卒)の発声による「伊達の一本締め」で盛会のうちにお開きとなりました。

(総会の締めは大合唱)
東京地区経和会の次回イベントは、11月15日(土)の交流セミナーです。皆様のご参加を心よりお待ちしております!
記:杉田剛(平成6年卒)