11月11日(土)に東京の東北大学東京分室にて開催されました。
東京地区経和会 三野耕司会長による開会の挨拶にて、会は幕を開けました。
東北大学は今年創立116周年、女子大生誕生110周年、そして文科系に限れば女子大生誕生100周年の節目に当たるとのことです。
9月30日開催のホームカミングデーでは秋篠宮家の次女・佳子さまが来場され、東北大学が初めて女子大生を受け入れたことは大切な一歩であったと述べられたとのこと。ニュースで目にされた方も多いかと思いますが、東北大同窓生としては誇らしい気持ちになります。
当日の会場には各年代から女性の参加もあり(懇親会含め6名)、ダイバーシティの推進の重要性が叫ばれる昨今にあって、また節目の年にもふさわしい雰囲気となりました。
講師には東北大学大学院経済学研究科の石垣司准教授をお招きし、
「DX・AI時代に必要な経済学・経営学✕データ人材活用とその育成」をテーマに最新のトレンドをご教授頂きました。
講師の石垣 司准教授
「DX=デジタルトランスフォーメーション」が社会的に求められるようになった背景や経緯のご説明のほか、こうした潮流を受けた東北大学経済学部の取り組みとしての「データサイエンスカレッジ(2022年10月創設)」や理系入試の取り組みについてご説明頂きました。
特にデータサイエンスカレッジでは、昨今注目を集めるリスキリングがまさに実践される場となっているとのことで、時代の変化に合わせた経済学部での学びの変化を実感させられる内容でした。
およそ一時間にわたるご講義はあっという間に過ぎ、講義後には受講者からの質問も活発でした。 2023年はChatGPTが大きな話題となったこともあり、本テーマへの関心の高さが伺われます。
聴講する参加の皆様
会場参加が38名、オンラインからは14名の参加がありました。 特に今春卒業したばかりの新社会人をはじめ卒業10年以内の会員からも8名の参加がありました。また、会場には大滝精一、照井伸彦両名誉教授にもご参加いただき、恩師とのうれしい再会を果たされる方も多くみられました。
参加者全員での集合写真
続く懇親会は、サピアタワー3階イタリアンレストランに場所を移し、飯島敏男先輩(昭和49年卒)による乾杯のご発声でスタート。若手経営者やコンサルなど参加者の業種も多岐にわたり非常に有意義な情報交換の場となりました。 最後は伊達の1本締めで、会はつつがなく終了しました。 次回交流セミナーは、若手経営者を講師にお迎えし、2月17日(土)開催予定です。皆様との再会、久しぶりの方や新規のご参加もお待ちしております。(平成9年卒 村上夏子/平成24年卒 嶋井健太)