総会の部
去る6月10日(月)仙台駅近くのパレスへいあんで令和元年度経和会全国総会と仙台地区総会が開催された。参加者数は154名だった。
仙台地区常任幹事の酒井紀章氏(平成5年卒)の司会で開始された。
最初に照井伸彦会長からご挨拶があり、経和会・経済学部の近況等に加え、入試の動向や経和会財団の近況等について述べられた。その後議案審議に入り、橋浦事務局長から全国総会議案、仙台地区総会議案の説明があり、共に出席者の拍手で承認された。
総会の部
「創造と変革を先導する東北大学」という演題で東北大学総長大野英男氏から記念講演があった。概要は、以下の通り。
大学の変革に向け、「教育」「研究」「社会との共創」「経営革新」の4つのビジョンを掲げている。「教育」においては、「やる気、挑む心」に応える入試制度改革や、AI教育を通じた大変革時代のリーダー育成に向けた取組などを推し進めている。「研究」においては、材料科学、スピントロニクス、未来型医療、災害科学などの分野で世界トップレベルの研究成果が生まれており、次世代放射光施設ができることで、さらにイノベーションが加速する。「社会との共創」においては、NiCHeを起点とした産学連携の取組や、ベンチャー支援が功を奏し、多くの大学発ベンチャーが生まれ、地域課題の解決にも寄与している。「経営革新」として、全学の同窓会組織である萩友会活動の充実などにも力を入れている。4つのビジョンを実現し、東北大学が社会変革を力強く先導していく。
大野総長の熱い思いの講演 大野総長の熱い思いの講演
懇親会の部
懇親会は会場を変えて仙台地区拡大幹事の吉田昌平氏(平成9年卒)が司会をして、奥山前仙台市長(昭49年卒)、経和会記念財団代表理事の神部光崇氏(昭50年卒)の挨拶に続いて、仙台地区会長の丹野光明氏(昭49年卒)による乾杯で始まった。
教員・学生・卒業生はなごやかに交流し、お互い親睦を深めあった。
その後、元経和会記念財団理事長・元七十七銀行頭取勝股康行氏(昭30年卒)をはじめ、学生代表、新任役員等が挨拶した。
終盤で、東北大学学生歌「青葉もゆる」を白石圭太郎氏(平18年卒)の音頭により全員で大合唱した。 最後は、白川由利枝氏(昭58年卒)による恒例の「伊達の一本締め」で締めくくった。
司会は吉田昌平(平成9年卒)仙台地区拡大幹事 奥山恵美子(昭和49年卒)前仙台市長のご挨拶 神部光崇(昭和50年卒)経和会記念財団代表理事のご挨拶 丹野光明(昭和49年卒)仙台地区経和会会長の乾杯 乾杯により懇親会スタート 和やかに懇親会が進行しています 和やかに懇親会が進行しています 勝股康行(昭和30年卒)元経和会記念財団理事長のご挨拶 佐藤隆治(平成8年卒)北海道地区経和会理事からのご挨拶 新任教員亀岡恵理子氏のご挨拶 山田龍介さんの学生代表挨拶 千田三郎(昭和54年卒)仙台地区常任幹事のご退任挨拶 佐野直樹(昭和63年卒)仙台地区常任幹事のご退任挨拶 仙台地区経和会新任役員のご挨拶 白石圭太郎(平成18年卒)仙台地区常任幹事の先導による学生歌「青葉もゆる」の唱和 全員で「青葉もゆる」を唱和 相沢利之氏(昭和63年卒)元応援団長によるエール 白川由利枝(昭和58年卒)仙台地区副会長の音頭による「伊達の一本締め」で閉会