東京地区経和会では納涼交流会を開催

 去る7月20日(土)、学士会館にて2024年度 東京地区経和会 納涼交流会が行われました。ここ最近は異常気象と言われる年が続いておりますが、当日も猛暑の中での開催となりました。


 冒頭、東京地区経和会・三野耕司会長による挨拶と経和会活動報告の後、講演会が幕を開けました。
 講師には、現在第一生命保険特別顧問であり、文部科学省中央教育審議会会長、日本経済団体連合会副会長を歴任された渡邉光一郎さん(1976年卒)をお招きし、「産学官連携による未来社会の創造」をテーマに講演いただきました。

 当日は各年代から幅広く75名もの方々の参加があり、会場は大いに賑わいました(このほかオンラインで18名参加)。

(講演する渡邉氏)

 講演冒頭は第一生命館がGHQ占領時下に使用されていた際の興味深いエピソードから始まり、本題では、第一生命における経営変革や、産学官が連携した未来についてお話しいただききました。
第一生命における経営変革については、相互会社から株式会社へ業態転換した際の壮大なプロジェクトや、転換に当たって社内6万人の社員向けに改めて「入社式」を実施したエピソードを披露いただき、持続的成長のために変革する事の大変さ・重要性を学べる内容となりました。

また、産学官が連携した未来については、国内外の成功事例を共有いただきつつ、あるべき姿についてお話しいただきました。この辺りについては講演終盤に参加者との闊達な質疑応答が行われるなど、参加者の関心の高さが伺えました。

 

(講演会終了後の集合写真。再開発に伴い、歴史ある学士会館の今の建物での東京地区経和会の行事は今回が最後です)
(渡邉氏は、在校生を含む若手との記念撮影に応じてくださいました)

 講演会終了後は学士会館内にて懇親会が行われ、世代を超えた活発な情報交換の場となりました。最後は参加者で「青葉もゆるこのみちのく」を歌い、盛況のまま終了となっております。

(平成22年卒 吉田信也)

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